青山学院大学・文学部(英語・2019年)−立教大学特待生が問題解説–

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今回は、武田塾松戸校の講師で立教大学法学部の特待生のN先生に青山学院大学文学部の個別B方式(英語のみの試験)の英作文と英文和訳の問題について解説してもらいました!

◎試験の概要

文学部(個別B方式)

時限1時限
試験時間90分
満点(全科目の満点)200点(400点)
特徴・英米文学科個別B方式は英語のみの400点満点で、リーディング・ライティングが200点(90分)、Listening & Compositionが200点(90分)
・自由英作文や和訳問題があり、MARCHの英語の中では最も難しい問題の1つである

◎問題構成

Ⅰ. 長文読解
Ⅱ. 英文和訳
Ⅲ. 和文英訳・整序英作文
Ⅳ. 自由英作文
Ⅴ. 文法問題

そして、これに加えリスニングもあり、青山学院大学では総合的な英語力が問われている印象を受けた。この記事では、大問ⅡとⅣについて詳しく解説してみる。

【Ⅱ. 英文和訳】

英文和訳のポイント
⑴構文や文型に注意しながら訳すこと
⑵下線部のみを見て訳そうとせず、前後を踏まえ訳すこと
⑶自然な日本語に訳すこと

英文和訳のポイントは以上の3つである。

普段の学習では、解釈の参考書を丁寧にやることを意識してみよう。その際、参考書を見るだけでは意味があまりなく、実際に英文を書いて、そして日本語訳を書くようにすることが重要である。(つまり手を動かすこと)

日本語訳を書くときは自分の頭で考え、解答例を写すことはしないように。あくまで解答例は参考です。そして、書いた訳は講師に添削してもらうようにしましょう。決して自分だけの視点で考えないように。なぜなら、自分で書いた文なのだから、書いた文章以上のことを読み取れてしまうからである。

他の人に見てもらうことにより、その文章から読み取れる情報だけで正しい日本語訳になっているか判断してもらうことができる。そのため、日本語訳や英作文などの記述の問題は必ず他の人に見てもらうようにしましょう!

ただ、どうしても人に見てもらうよりも自分で和訳をチェックしたいという方は、解説を熟読し、どの要点を抽出する必要があったのか分析してみよう。分析するだけでもただ解説を読むより効果はある。

問題解説

1問目

Because of the absence of reliable records, some historical details will probably never be known, especially about those periods when some languages had high prestige at the expense of others.

本文では、上記の箇所に下線が引かれていた。(前後の文は過去問参照)

この文を訳す際のポイント

⑴some historical details 〜をどう訳すか
⑵those periods whenの用法に気がついたか

以上の2点を踏まえた解答例

解答例

信頼のおける文書が存在しないことにより、おそらく決して人々に知られることのない歴史上の詳細な事実もあるだろう。特に、ある言語が他の言語の犠牲の上に高い威信を保っていた時代において。

(1)someは「〜もある」と訳すときれいな訳となる。
(2)those periods whenは「〜な時代」と訳す(those whoを「〜な人々」と訳すのと同じ理屈である)

解答例だけを見ても、いまいちピンとこないだろう。少し本文の解説をすると、この文のあとに具体例が述べられている。ギリシャでは周辺国家をバルバロイとみなし、敬意を払ってはいなかったことが書かれている。世界史受験生ならこの例はわかりやすかっただろう。周辺諸国を野蛮だとみなし敬意を払わないということは、周辺諸国の言語にも何ら関心がない(犠牲になる)ということである。つまり、自民族の言語が正統であるということである。1方向からだけの記述に信頼を置けないのは明らかである。

2問目

However, these languages were limited to certain areas or social groups, as soon as armies, traders, explorers, or missionaries went beyond the confines of their culture, interpreters were needed.

先ほどの文より少し複雑になっている。この文は構造をつかむことができたら正解できるだろう。

解答例

しかしながら、これらの言語は特定の地域や社会的集団に限定されていて、軍隊や商人、探検家や宣教師といった人たちが自らの文化を越えていくとすぐに、通訳士が必要となった。

この文を訳す際のポイント

andが何を接続しているのかわかるかがポイントである。

この文は接続詞が多く、文の骨格をつかむのが難しく感じるだろう。andは、these languages〜とinterpreters〜の2文をつないでいる。

これらの言語というのは、前の文から判断して植民地を持っていた帝国の言語であると判断できる(過去問参照)。文章にarmies とあるのですぐに気づくことができたであろう。

本文で挙げられた職業の人は、他の職業と違い自国以外に行く機会が多くなる。それを文章では文化を越えると表現している。

ただ英文を訳すのではなく全体を捉えることは長文読解でもとても重要なのでしっかり演習のなかで身につけよう。

【Ⅳ. 自由英作文】 

自由英作文のポイント
⑴構成を練ること
⑵文法のミスに気をつけて書き上げること
⑶自分の意見を簡略に表現すること。

⑴構成を練ること

文章で自分の意見を伝えるには、ただやみくもに文章を書けばいいわけではない。伝える順番を考えたり、どのような意見を述べると良いか考えたりすることが必要である。

⑵文法のミスに気をつけて書き上げること

実際に文章を書いてみると構成に目が行きがちになる。そのときに文法でのミスが生じやすい。例えば、時制がぐちゃぐちゃになったり、3人称単数現在形のsを忘れたりといったものである。添削をしていても、構成はできていても文法でミスしている人が多い。自分では気をつけていても第三者に見てもらうことで気づくことがある。ぜひ、英語の先生に見てもらうようにしよう!!

⑶自分の意見を簡略に表現すること

自由英作文は小論文試験ではない。そのため、緻密な論理展開が要求されているわけではない。単語数が100字程度で書けることはそこまで多くない。また、意見のオリジナリティを追求する必要はない。そこに集中し過ぎると、かえってよくわからない文章になったりミスが生じたりもする。簡略に、そして自分が英語でミスなく書けるものを書くようにしよう。

問題

In your opinion, what is the greatest invention in human history?

Explain why you think so.

50語程度で記述する問題である。このタイプの問題は、賛成と反対に分かれる二項対立型の問題ではない。そのため、自らの意見を書くだけである。50語程度ということで理由を2つほど軽く述べたら適切な量となるだろう。

解答例

The greatest human invention is using letters.

Thanks to letters, we are able to communicate with others easily and smoothly.

In addition, we are able to refer to many things at once because we have a custom to leave something on record for the future.Without letters, we would not be what we are today.

自由英作文も英文和訳と同様に添削が重要になります。書きっぱなしにするのではなく、英語の先生に添削をお願いするようにしましょう!

まとめ

今回は、青山学院の英語で多く人が苦手とする自由英作文と英文和訳について、武田塾松戸校のN先生に解説していただきました。

自由英作文や英文和訳の問題を解く際に気をつけるべきことはわかりましたか?英作文や和訳の問題があると皆さん敬遠しがちですが、しっかりとポイントをおさえて勉強していけば、合格点をとることができます。対策をして試験に臨みましょう。英作文と英文和訳ができるようになると受験できる大学の選択肢が広がります!

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