詳説!難関私大現代文攻略のポイント



今回は、現役の慶応義塾大生で武田塾松戸校の講師であるA先生に、現代文の勉強法や考え方について伺いました。ぜひ読んでみてください。

A先生の合格実績は以下の通りです。

合格実績

慶應義塾大学法学部法律学科
早稲田大学政治経済学部政治学科
早稲田大学法学部
早稲田大学教育学部社会科学専修
早稲田大学商学部
中央大学法学部法律学科
中央大学商学部経営学科(センター利用)
明治大学法学部法律学科(全学部)

早慶MARCHの人気学部まで総ナメですね。そんなA先生が現代文を解く際に、どのように考えていたか?どうやって勉強していたかを惜しみなく公開してくれました!!!

要点をまとめてあり、3分ほどで読めますのでよかったら読んでみてください!

現代文で高得点をとるためには

 多くの受験生が抱く現代文のイメージは「運ゲー」「その人のセンス」など、勉強してもあまり意味がないといった類のものばかりである。

しかし、現代文にも確固とした勉強法がある。決して簡単なことではないが、それは語彙力を強化したうえで、多くの文章に触れ、その中で、これから記していくことに注意し演習をコツコツ積んでいけば良いのである。

その際、必ず本文中の根拠を見つけてから解くことが大事である。

なぜなら、現代文という科目は自分の意見や感想を求められる科目ではなく(これは小論文にあたる)、文章から読み取れることのみを客観的に解釈していく科目である。つまり本文にすべて答え=根拠が書いてあるからである。

したがって、現代文とは根拠探しゲームのようなものである。普段からこの根拠を見つけてから解くという癖を身につけていかなければ、焦りや緊張が伴う入試本番では自分の癖となった解き方しかできないのがオチなので、結局、自分の根拠のない勘やフィーリングに頼ってしまい、納得のいく結果が得られない、問題によって出来不出来の差が大きいといった事になりかねないのである。

現代文は文章の90%が理解出来れば合格点に達すると言われている(逆に100%の理解 は求められていない)。

多くの受験生が70%程度の文章理解で根拠を探している「ヘボ刑事」 である中、これからしっかり練習を積んだ結果、90%程度文章を理解でき、ヘボ刑事では 見つけるのが難しい根拠をズバッと見つけられる「名探偵」になることが現代文攻略のポ イントである。

現代文に求められている力とは

 まずは土台である、知識力(語彙力・漢字力・文学史・背景知識など)を固めるべきである。

この知識力はバカにできない。現代文は日本語であるから文法は当然みんな分かるし、読むことも容易である。しかし、内容をうまく理解出来ないのは英語でいう英単語にあたる、現代文単語の知識が不足しているためである。

英語において英単語が分からなければ長文は読めないというのは当たり前だが、現代文においても実は同じことが言えるのだ。その意味で、根底を支える知識力の重要性が分かる。

そして、そのうえで読解力を養成していくことになる。総合的な読解力を養成するためには、以下に挙げる力をつける必要がある。今後はこれらの点に注意し、勉強をしてほしい。

論理力…指示語・接続語に留意して、文脈を正確につかむ力。

構成把握力…意味段落の展開、要点のつながり(対比・同義・因果)をおさえ、筆者のイイタイコトをおさえる力

設問把握力…設問を正確に読み取る力。たまに本番で焦りや緊張からか、設問をよく読 まない事態が起こるが、私大入試では設問把握がおろそかだと思わぬ失点 を招く罠が多く設定されており注意!

選択肢眼…抑えた根拠から正解選択肢を検討し正解を見つける力、私大入試の記号問題

では、入試の性質上、記号問題で点差をつける必要があるために、わざといや らしい選択肢が並ぶ難問を用意したり、中には作りが甘く解答不能ではないのかと問題作成者の能力を疑わざるを得ない変な(笑)問題を出したりと、赤本や青本などの過去問解答でさえも正解が割れることがチラホラある。この記事の最後に、選択肢のチェックポイントをあげておいたので、参照されたい。

文章の読み方

  内容合致問題(一般的な記号問題を含む)は配点が高く、特に私大入試では頻出問題のためこれを得意にしたいと考える受験生は多い。しかし、小手先のテクニックで解けると考えてはダメで、当然しっかりとした読解力が必要になる。

   文字をただ追うだけの読み方は卒業して、これからは、対比や同義、因果に注意し頭の中で整理しながら読む必要がある。その際、キーワードやキーセンテンスに線や囲みをつけると良い。なぜなら、対比や因果は必ず内容合致の設問に使われるからであり、線をつけておけば照合するときに速やかに根拠が見つかり時間短縮につながるからである。

   また内容のまとまりごとに意味段落を分けておくのも、スピードアップと内容の整理 に役立つ。この意味段落を分ける作業は現代文読解の中では大変難しいもので、普段から 意識的にやらないと、なかなか身につかないのだが、自分のものにできるようになると、ど のような問題が来ても太刀打ちが可能となる。

  いずれにせよ、内容をだらだら追いかけるような読みではなく、「筆者のイイタイコトをつかむぞ!」という気持ちで、「頭と手を働かせる読み」が大切である。

接続語の掟

 接続語は、論理的読解の基礎となるものである。なぜなら、接続語は本文という森における道標、標識のようなものであり、これを辿る事によって正しい論理展開が捉えられるからである。

ところが、各接続語の種類と働きをしっかり理解していないと、残念ながら本文という森の迷子となるケースも多い。接続語が出てきたら〇や△で囲うなどして、意識しながら読むと良い。

  • ところで型 (話題転換  A / B)

  ★「さて」「では」など。別の話題に切り替える。

※これが形式段落の頭にくると段落が切れるケースがほとんどである。 

  • しかし型  (逆説  A ↔ B) 

★「だが」「ところが」など。前の内容に対立する内容が後ろにくる。

※「しかし」のような逆接の後には重要な内容がくることが多いので注意。

  • だから型  (順接  A → B)

  ★「したがって」「そこで」など。前の内容の当然の結果が後ろにくる。 

※因果関係という本文読解の大切なポイントを示すものである。

  • そして型 (添加、並立  A + B)

 ★「また」「しかも」など。前で述べたものと別のものを後ろに付け加えたり、前で述べた事と別な事を後ろに並べたりする働きを持つ。

※「つまり」との混同に注意せよ。

  • つまり型 (説明、要約   A = B)

★「すなわち」「要するに」など。前で述べたことをわかりやすく説明し直す、あるいは前の内容を短くまとめる。

※「同義」をつくる大切な接続語。

  • あるいは型 (対比、選択  A or B)

★「または」「それとも」など。AかBかと比較したり、AかBかと比較したうえで  一方を選ばせたりする働きをもつ。 

※「あるいは」を「つまり」と同じ『言い換え』で使うケースもあるので注意が必要。

選択肢のチェックポイント

 一般的に本文どおりで合致の選択肢や、大きなキズがあって不一致の選択肢は、問題演 習の際でも比較的容易に不正解と判断出来ることが多いので問題とはならない。問題となるのは自分の中で二択まで絞れたけど………という場合である。いやらしい選択肢として は、合致していると見せかけて引っかける選択肢(①~④)と、合致していないと見せかけて、 実は合致しているとい選択肢(⑤~⑥)の二パターンがある。選択肢を漠然と眺めるのでは なく、分析的にチェックすることが必要である。

  • 対比を使ったトリック

選択肢全体の内容は素晴らしいのに対比のキーワードが入れ替えてあったりするも の。例えば、近代について正しいものを選ぶ問いで選択肢全体ではほぼ本文に一致して いるが、選択肢の文中に前近代のキーワードが入ってしまっている場合はそこがキズ となり×となる。

  • 因果入れ替えのトリック

選択肢の文の中に因果を含むものは因果関係の照合がポイントになる。例えば、本文 には「AだからB」と書いてあるにもかわらず、選択肢では「BだからA」と書いてある ケース。一見、本文に合致しているように見えるので、魅力的な選択肢に見えるが、だか らこそ引っかかりやすく、緻密な照合を要することから見分けが大変難しいので注意が 必要。

  • イイスギのトリック

助詞の「だけ」「のみ」「さえ」、数字の「一つ」、修飾語の「唯一の」「たった」等の強い限定を表す言葉に注意。本文でそこまで限定していない場合は×。また、逆に、「あらゆる」「すべて」などの言葉も、そこまで本文が断定していなければ×。

  • ねじれのトリック

「AはBである。」「AとはBということ。」という内容の選択肢で、主部に当たるAや 述部におけるBは本文にあるが、A=Bとは述べられていないというケース。

  • 言い換えのトリック

わざと本文中のキーワードや語句を言い換えた表現で選択肢を作っているケース。語 句が正確に言い換えられているか、本文と照合する。本文の言い換えについていけるか は、語彙力があるか否かが、ダイレクトにものをいう。

  • 延長上のトリック

本文の延長上の120%ゾーンで勝負をかけてくるケース。本文に直接の言及はないが 解釈は可能であるということ。本文中の内容に沿ったものか矛盾する方向か、ベクトル の見極めが大切である。ただし、この場合は、△印を付け、他の選択肢が明らかに×の場 合、消去法で選ぶというやり方で解いた方が無難である。

★この他に、本文全体の内容合致問題などでは、世間一般常識では当てはまるが、本文にその言及がない場合は「本文なし」として、×となるので、先入観で飛びつかないことも大切である。

まとめ

今回は、現代文の攻略のポイントについて、武田塾松戸校のA先生に解説していただきました。

現代文を解く際に気をつけるべきことはわかりましたか?これくらい細かいところまで意識して解いているから、早稲田やMARCHに合格することができるんです。是非みなさんも参考にして勉強してみてください。

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