早稲田大学・法学部『国語』 問題分析-現役慶応大生が徹底解説-

今日は、早稲田大学法学部にも合格したA先生に、早稲田大学の法学部の国語について分析してもらいました。

よかったら読んでみてください!

A先生の合格実績は以下の通りです。

合格実績

慶應義塾大学法学部法律学科
早稲田大学政治経済学部政治学科
早稲田大学法学部
早稲田大学教育学部社会科学専修
早稲田大学商学部
中央大学法学部法律学科
中央大学商学部経営学科(センター利用)
明治大学法学部法律学科(全学部)

◎試験の概要

◎ここ数年の全体概観

 早稲田大学法学部の国語の入試は間違いなく私大最難関試験であり、東大や京大、一橋とはまた違った難しさがある。それは、古文・漢文・現代文と全ての文章が比較的難しいことは当たり前として、選択肢の中にも非常に紛らわしいものを配置しており、本文との緻密な照合が必要となるためである。

現代文について、早稲田大学全学部の傾向として穴埋め補充問題が多いのが特徴で、「穴埋め問題を制する者が早稲田を制する」と言っても過言ではないのだが、法学部はちょっと様子が異なる。

特に第4問において記述問題が最後に設問されている都合上、不用意に多くの空欄補充問題を設定することが出来ず、傍線部の意味や理由を問うオーソドックスな形式が多いのも特徴である。

ちなみに穴埋め補充問題の攻略が大事なのは、本文の大事な箇所を空欄として問うてくるためである。それはつまり、本文の大事な箇所を読み取れなければ空欄補充問題が解けなくなり、さらにはそれを元にそれ以外の傍線部の問題や本文全体の内容合致の問題も作られているので、空欄補充が上手くいかなければ、大問丸ごと総崩れしてしまう可能性があるのだ。

 古文や漢文についても高いレベルでの出題が目立つので、しっかりとした対策が必要となる。かつては古文・漢文が同じ大問で出題されていた事もあったが、近年は別々の大問で出題されている。

特に2017年度以降全ての学部で問題のレイアウトを統一してからはその傾向が続くだろうと思われる。

◎各設問の特徴

古文(例年第1問)

 文章の長さは一般的だが、難解な文章が出題されることが多い。出題されているジャンルも日記や説話、物語など多岐にわたり、また、特に主語が抜けている文章が多い印象なので解釈がより難解となる。

古文の問題は主語を判定出来れば解ける問題が多いので、普段から動詞や会話文が出る度に主語は誰なのかを追いかけながら読むことを意識しなければならない。

問題内容は、傍線部の意味解釈や空欄補充問題、文法、本文全体の正誤判定問題とオーソドックスなものが多い。問題を解く際は、登場人物を正確に追いかけながら、特に物語系の文章なら本文の字面ばかりを追いかけるのではなく、本文の状況、場面を想像しながら解くことが大切である。

 対策としては、単語は『読んでみて覚える重要古文単語315(桐原書店)』などを利用し、細かい意味は出来るだけおさえる。文法も『富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)』などを参考書として、数種類の文法問題集(『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(河合出版)』など)を解くと良い。解釈や長文については、過去問と合わせて問題集(Z会の『古文上達』シリーズはオススメ)を活用しつつ英語と同様に音読をしてあげると速度力向上にもつながるのでオススメである。

漢文(例年第2問)

 近年は古文とは完全に独立して別の大問で出題されるようになった。早稲田大学の漢文の中では比較的ガッツリ漢文を出す学部なので、対策は抜かりなくやっておきたい。ただし、とても難しい問題ばかりではないので基本的な問題は取りこぼしの無いようにしていかなければならない。出題内容は返り点を打つ問題や傍線部の意味解釈問題、本文の内容合致問題などである。

 対策としては、漢文は漢字の知識と句形の正確な理解が命となるので、それらが同時に学習できる『漢文早覚え速答法(Gakken)』がオススメである。ある程度覚えてきた後は、問題演習をすると良い。センター試験の過去問や早稲田大学の過去問と合わせて、『漢文 入試精選問題集9(河合出版)』も手ごわい問題が並んでおり練習には最適である。

現代文(例年第3問)

 法学部の現代文第3問は、早稲田大学全ての学部に共通するオーソドックス型の出題である。ここでいう早稲田大学のオーソドックス型とは先述したように空欄補充問題を中心として傍線部の問題が付いているタイプである。そのため、法学部の受験生は時間に余力がある場合、他学部(特に商学部や教育学部)の問題にも取り組んでみると十分に対策となるだろう。例年、ここで漢字の書き取りも出題されるので取りこぼしの無いようにしていきたい。

 対策としては、現代文は何よりも語彙力の強化が重要である。正解となる選択肢は本文中の根拠箇所を上手く言い換えて作られているケースがほとんどであるため語彙力が欠けていたのでは、この言い換えにはついていけないが故に失点を招くし、そもそも本文自体も理解出来ない。語彙力強化のためには、『ことばはちからダ!(河合出版)』や『現代文キーワード読解(Z会)』に加えて、漢字力の強化を図るために『入試漢字マスター1800+(河合出版)』をこなすと良いだろう。これらの基礎力の上に読解力の養成が図られることとなる。読解の問題集は基礎的なものから始め最終的には『早稲田の国語(教学社)』や、ほぼ同じタイトルで分かりにくいが、『早稲田の国語 合格講座(角川)』の方にはより詳細な解説が記されているのでオススメである。

現代文(例年第4問)

 法学部の現代文第4問は法学部特有の出題形式であり、他にはない出題形式なので独自の対策が必要となる。出題される文章も社会問題や思想、哲学と幅広く中には非常に難解なものが多い。おまけに選択肢も1つにつき3行ほどあり、分量でやられてしまいそうである。

しかし、早稲田大学の現代文は非常に論理的に作られているのでとっつきにくいと思われるかもしれないが、ある程度読めれば意外と解ける設問も多い。食わず嫌いにならずにまずは解いてみて感覚をつかむことからが大切になる。本文の内容理解について、時間はかかるし、はじめは難しいと感じるかもしれないが解説などを参考にしてみて理解出来るまで何度も読んで慣れていくが大事である。

 また、最後には例年120字~180字程度での記述問題が出題されている。基本的には本文全体の理解が出来ていないと容易には解答することが出来ない問題となっており、難関国公立大と同じような対策が必要となる。また、数年に1度ミニ小論文のような問題も出題されるが、これについても本文の内容が理解出来ていないと解けない問題となっている。

この点、慶應義塾大学法学部の併願者に多少有利となっているので、早稲田大学法学部専願の者も普段からニュース等に触れ社会問題や思想、哲学について考える機会を持つと良い。

 対策としては、上記第3問に記したものに加えて記述問題対策が必須となる。筆者が実際受験してみた感覚だと、この記述問題は相当の配点を与えられていると考えられるし、そもそも法学部は現代文の配点が6~7割を占めていると思われる。抜かりない対策をしていきたい。ただ、国公立大の問題を解くのは私文勢にとっては苦なので、今までの問題集などで取り組んできた数々の文章の要約を200字程度で作成してみると良い。大抵の参考書には解説にある程度の要旨が付いていると思うので、それと見比べて自分がどの程度要約が出来ているのかを確認していく作業を繰り返していくだけでも、自ずと記述力が向上していくだろう。

まとめ

今回は、早稲田大学・法学部・国語について、武田塾松戸校のA先生に分析と勉強法を説明していただきました。

勉強ができるようになるために大切なことは、できる人がどのように考えていて、どうやって解いてるのかを知り、それを自分自身だけでできるようになることがです!考え方の部分、そこがなければ努力の割には結果に結びつきません。

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